お風呂リフォームの流れは、以下の通りです。
お風呂リフォームでは、まず現場調査とヒアリングを行います。現在のお風呂の現状を把握して、お客様がどのようなリフォームにしたいのかをヒアリングします。
現場調査とヒアリングを元にして、お風呂リフォームのプランを作り、お客様に提案します。その時に、お客様のご要望がしっかりと反映されているのかを確認します。
お客様がプランに納得していただけたら、詳細な見積もりを出します。見積もりには、工事費や商品費、諸経費など施工に必要な費用が全て含まれています。
見積もりが終わったら、契約となります。契約書は、工事内容や工期、工事費、支払い方法などが明記されています。
契約したら、いよいよ工事が始まります。工事期間は、プランの内容や浴室の広さによって変わります。
工事が終わったら、アフターサービスを行います。アフターサービスは、保証期間中の修理や点検などです。
お風呂リフォームを考えた時に、気になるのは費用ですよね。費用の相場や、なぜ費用はそのくらいかかるのかなどを知っておくと、お風呂リフォームを具体的に考えられるでしょう。ここでは、お風呂リフォームの費用や相場についてご紹介します。
お風呂リフォームの相場は、50万〜150万円となっています。工事の内容はさまざまあり、ユニットバスや在来浴室によっても費用は変わります。どのような内容だといくら費用がかかるのか、次を参考にしてみてください。
・オプションのみの交換…~50万円
・ユニットバスの交換…50万~150万円
・在来浴室からユニットバスへ…65万~150万円
・在来浴室から在来浴室へ…50万~200万円
・浴室の拡張や移動、増築…75万~250万円
また、費用とともに工期も変わります。ユニットバスの交換なら3〜4日ですが、在来浴室の場合はさらに日数がかかります。
お風呂は、ユニットバスと在来浴室の2つに分けられます。それぞれの特徴は、以下の通りです。
・ユニットバス…一般的に普及されているお風呂で、工事では工場で生産したパーツを組み立てています。そのため、短い工期・安い費用でリフォームできます。こだわりのデザインのお風呂にするには向いていませんが、細かいパーツやオプション機能をつけられます。
・在来浴室(在来工法)…オーダーメイドの浴室のことで、昔からあるタイル張りは在来工法で作られています。在来浴室の場合は、窓の位置や壁のデザインなど全てに自分のこだわりを反映できます。ただし、高い費用・長めの工期となるので、それでもこだわりのお風呂にしたいという方におすすめです。
ユニットバスと在来浴室ではこのような違いがあるため、リフォームの予算を考えてどちらにするのか考えることも必要です。
戸建てなのか、マンションなのかによってもお風呂リフォームの費用は変わります。
・戸建て…お風呂リフォームの費用相場は100万~120万円です。戸建ての場合は浴室と浴槽が広く、大規模な工事をしてさまざまなオプション機能を付けられます。そのため、マンションと比べて費用は高額になる傾向にあります。
・マンション…お風呂リフォームの費用相場は80万~100万円です。戸建てよりも浴室と浴槽が小さく、大規模な工事をするのは困難なことがあるため、戸建てよりも費用は安くなります。
介護用のお風呂にリフォームしようと考えている場合は、対象者であれば介護保険や国・地方自治体の補助金制度を利用可能です。
例えば、介護保険の場合は以下の工事の時に適用されます。
・手すりを取り付ける
・段差を解消する
・床材を張り替える
・引き戸に変更する
要支援・要介護に認定されていれば、対象者の所得に応じて7~9割が支給されます。
他にも国や地方自治体の補助金制度があるので、介護用にお風呂リフォームをしようという場合は、前もってホームページなどで確認しておくとリフォーム費用を抑えられます。
せっかくお風呂をリフォームするのなら、失敗を避けて満足度の高いお風呂にしたいですよね。ここでは、お風呂リフォームで失敗しやすいポイントについて解説するので、参考にしてみてください。
お風呂リフォームで浴室の壁と床を変えてカビが発生しやすくなったという失敗があります。浴室は湿気がこもりやすい環境であるため、壁と床は防カビ・抗菌効果がある素材にしましょう。
浴槽の色が浴室の壁の色などと合わなかったり、カタログで見た色と実際の浴槽の色がイメージと違ったりして、色選びに失敗したと思う方もいます。浴槽の色は、ショールームに行った際に実物の色を確認するとイメージ通りになるでしょう。また、黒系の色にするとカルキ汚れが目立ってしまうので、見た目だけではなくお手入れのことも考えて色を選ぶのがおすすめです。
デザインや機能だけで浴槽を決めてしまうと、浴槽が狭くなって窮屈な思いをする可能性があります。浴槽は家族全員が窮屈ではない、ゆとりがあるサイズにするのがポイントです。
大きな窓は開放感があって明るい浴室になりますが、断熱性が下がったり、掃除をしにくかったりします。また、外からの視線が気になる方も多く、落ち着かなくなってしまうことがあるため、窓の大きさには注意が必要です。
浴室を広くするのは多くの方が憧れますが、広くしすぎてしまうと保温性能が下がるため、冬の時期に寒く感じるという失敗につながります。また、浴室の掃除が大変になるデメリットもあるため、そのあたりも考慮して広さを決めると良いでしょう。
浴室のドアは、主に引き戸・折戸・開き戸に分けられます。折戸・開き戸が内開きの場合は、浴室の中で人が倒れた時にドアが引っ掛かって開けられず、救助を遅らせる恐れがあります。そのため、高齢者がいる場合は内開きのドアを避けることが大切です。
お風呂リフォームの際にジェットバスなどの最新設備・機能を取り入れたものの、次第に使わなくなるというケースもあります。最新設備・機能はメンテナンスが大変なことが多いので、使わなくなると手間だけが増える結果になってしまうでしょう。長く使うものなのかよく考えてから設置するのがおすすめです。
お風呂リフォームで失敗しないためには、信頼できる良い業者を選ぶことが大切です。次に、リフォーム業者を選ぶポイントについて解説します。
ユニットバスは設置したら床下や壁裏を見ることが難しいため、工事単価を下げようとして必要な工事をしなかったり、代わりに安い材料を使ったりする業者も中にはいます。そのため、解体する時のみ触れる給排水管は、どこまで取り替えるのかを前もって業者に確認しましょう。
お風呂リフォームは料金の相場が分かりにくいため、いくつかの業者から見積もりをもらって料金が適正なのかをチェックすることも大切です。ぼったくりしようとする悪徳業者は、高い値引きのキャンペーンを謳いながら、結果的に相場よりも高い料金となるように仕向けることがあるので、注意しましょう。値引き率が高すぎる、不必要なオプションがついているなど疑わしい場合は、依頼を避けると良いでしょう。
お風呂リフォームを依頼する際は、業者のそれまでの実績を確認しましょう。リフォームを成功させるためには、経験豊富な職人に依頼するのが大切です。業者のホームページなどで、今までの施工事例や月間の工事件数をチェックして、十分な実績があるのかを確認しましょう。
工事をしてトラブルが発生した時に対応してくれない業者も中にはいるため、何か起こった時に対応してくれるのかをチェックしましょう。また、実際に住む人の立場になって担当者が提案してくれるのかも重要です。例えば、家族に高齢者がいる場合に、介護用のリフォーム・補助金制度などを考えて提案してくれる担当者だとお客様目線を持っている誠実な業者と言えます。お風呂リフォームは、対応力と提案力を十分に備えた業者に依頼しましょう。
お風呂リフォームの際には、依頼する業者に保証やアフターサービスがあるのか、その期間はいつまでなのかを前もって確認しましょう。お風呂は長く使う設備であるため、メンテナンスやアフターケアを適宜行う必要があります。しかし、工事だけしてアフターケアは十分にしてくれない業者もいるので、工事後も困り事が起きた時にしっかりと対応してくれる業者なのかをチェックして業者を選ぶと良いでしょう。
お風呂リフォームは工事した後もアフターケアやメンテナンスをしてもらうため、依頼した業者とは長い付き合いになることが予想されます。そのため、見積もりの時から会社や担当者との相性を見ておくことが大切です。見積もりの時に要望をしっかりと聞いてくれるのか、分からないことに親切に答えてくれるのかなど担当者の人柄を見極めましょう。相性の良い業者に依頼できれば、後悔のないお風呂リフォームができます。
Q お風呂のリフォームは、何年経ってからするのが良いですか?
A お風呂のリフォームは、一般的に15年ほどが目安とされています。ただし、「浴室のカビ・汚れが酷くなってきている」「浴室の床や壁、浴槽が劣化している」などでお困りの際には、15年経っていなくてもリフォームすることをおすすめします。
Q お風呂リフォームの際に、浴室暖房乾燥機も一緒に設置することは可能ですか?
A はい、できます。ユニットバスにリフォームする場合は、ベースのプランを選んでから、オプション商品の追加ができるので、人気の浴室暖房乾燥機を設置可能です。もちろん在来浴室でも承っております。また、お風呂の給湯器や、浴室換気扇の交換もできますので、お風呂リフォームの際には合わせて検討するのがおすすめです。
Q お風呂リフォームの工事にかかる期間や日数はどのくらいですか?
A 実際の工事期間や日数は、お客様のプランやオプションで変わります。そのため、大体の目安となりますが、戸建ての場合は4~6日、マンションの場合は2~3日かかることが多いです。詳しい工事期間や日数が知りたい場合は、一度当社までお問い合わせください。
Q 家に住みながら工事してもらえますか?
A はい、お風呂リフォームは住みながらの工事が可能です。お風呂リフォームは該当する箇所のみ工事を行いますので、戸建て・マンションのどちらにお住まいであっても、一時的に別の場所に住むなどをする必要はありません。
Q リフォームでお風呂に入れない間はどうすれば良いですか?
A 工事期間中は、戸建ての場合で3~4日ほど、マンションの場合で1~2日ほどお風呂に入ることはできないため、お近くの銭湯などを利用していただければと思います。銭湯などの公共浴場の場所が分からない場合はお調べいたしますので、お気軽にご相談ください。
Q お風呂リフォームの工事前に、こちらで何か準備する必要はありますか?
A 特別なことをする必要はありませんが、工事前に浴室の中に置いてあるシャンプーなどの物を他の場所に移していただくことをお願いしています。
Q リフォーム工事している際には、職人さんにお茶出しや差し入れなどがあった方が良いですか?
A いいえ、お茶出しや差し入れなどをお客様にしていただく必要はありません。どうぞお気遣いなくお過ごしください。
松江市のリフォーム専門店である小原建具店では、襖・障子・網戸の新調と張り替えや、お風呂・トイレ・キッチンのリフォームや修理を承っております。職人の確かな技術力で、お客様のご要望に最適な施工を行うのが当社の強みです。また、襖・障子・網戸の張り替えは1枚から承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。ご相談とお見積りは無料となっています。
お風呂、トイレなど水回りのリフォームや修理も多くの実績がありますので、安心してご依頼ください。当社は、地域の皆様にとって快適に暮らせる住環境を提供して、豊かな人生を過ごせるようにサポートすることを目指しております。お住まいにお困りがある際には、ぜひ松江市の小原建具店までお問い合わせください。
こんにちは!
まだまだ雨の日が多いですが、あと1ヶ月もすれば梅雨も明けて夏がやってきます。
今回はこの時期の風物詩である七夕について調べてみました。
七夕を語るうえで欠かせないのが「織姫」と「彦星」の物語ですね。
“昔、中国のとある川のほとりに「織女」という娘が住んでいました。
娘が年頃になると、織姫の父は農耕に熱心な「牽牛(けんぎゅう)」という青年を婿
として迎え入れます。
ところが織女は牽牛に夢中になり機織りに手がつかなくなってしまいます。父はふた
りを引き離し、牽牛は川の対岸に追放されてしまいました。
織女は悲しみ毎日泣き暮れて過ごします。見かねた父は 年に一度 7月7日にだけ会う
ことを許しました。
その後 二人は 毎年7月7日を楽しみに、真面目に仕事に取り組むようになりまし
た。”
川の対岸に引き離された二人は天の川の「こと座のペガ(織姫)」と「わし座のアル
タイル(彦星)」に例えられます。
この二つの星が視覚的に最も接近する7月7日の夜に、中国では「乞巧奠(きっこうで
ん)」という行事が行われます。この中国の「乞巧奠」が、現在日本で行われている
七夕行事の原型となったといわれています。
七夕には短冊に願い事を書いて笹の木に吊るしてお祈りします。
この風習も「織姫」と「彦星」の物語に由来するそうです。互いに逢いたいという願
いから始まっているのだとしたら、とてもロマンチックなお話ですね。
短冊に願い事が書かれるようになったのは江戸時代のことで、当時は書道など技芸の
上達を願うものが多かったといわれています。
皆さんも子供の頃に短冊に願いを込めた思い出などあるのではないでしょうか?
この時期日本各地で七夕まつりが開催されます。地域によっては旧暦の7月7日、現在
の8月のお盆前後に開催する場所もあるようです。
・宮城県の仙台市で開催される「仙台七夕まつり」
・神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕まつり」
・愛知県安城市の「安城七夕まつり」
この3つは、特に有名な七夕まつりとして日本三大七夕まつりにも数えられます。
皆さんの住んでいる地域では七夕まつりは開催されるでしょうか。七夕の物語に想い
を馳せながらお出かけしたくなりますね。
初夏のそぞろ歩きに少し疲れたら当店で足を休めていってください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。