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お風呂リフォームでは、工事をする前に知っておきたいポイントがあります。以下で詳しくご紹介するので、参考にしてお風呂リフォームをスムーズに進めましょう。
在来工法からユニットバスにリフォームした場合、元の浴室の大きさよりも小さくなり、狭くなってしまうケースが多くあります。ユニットバスのサイズは内寸や設置必要寸法などあらかじめ決められているため、今まで使っていた浴室の内側にユニットバスをはめることになります。そのため、在来工法よりも狭くなってしまいます。
お風呂リフォームで新たに追い焚き機能を付ける場合は、専用の配管が必要です。配管を作るためには、壁に穴を開けることになります。そのため、マンションなど壁に穴を開けられない場合は、新しく追い焚き機能を付けることができません。
お風呂を別の場所に変えたいという場合は、給排水管の位置に気を付けましょう。元々ある給排水管をそのまま使えるのであれば問題ないものの、使えない場所に変えたい時は新しく給排水管を設置することになり、大規模な工事が必要となります。また、多くのマンションは水まわりの位置を固定しているため、お風呂を別の場所に変えられないことがあります。
お風呂リフォームでは、工事期間中にお風呂を使うことはできません。そのため、工事前にお風呂が使えない日数を確認して、その期間中は銭湯を使うなど、あらかじめ工事期間中にどうするのかを決めておきましょう。一般的に、ユニットバスから新しいユニットバスに交換する場合、工事は2〜6日ほどかかります。また、在来工法のお風呂をユニットバスに交換する場合は、工事は4〜8日ほどです。このように、お風呂リフォームではある程度の日数がかかることがあるので、事前に確認しておきましょう。
お風呂リフォームの工事期間中に、お風呂以外の場所で水を使えるのかを事前に確認しておきしょう。給水や排水設備の工事を行うため、場合によってはお風呂以外の場所で水が使えなくなる可能性があります。
お風呂リフォームでは、お風呂の解体や撤去作業をするため、工事中に騒音が発生して、近隣から苦情を受ける可能性があります。そのような近隣トラブルを避けるために、お風呂リフォームを依頼した会社がどのような対応をしているのか、あらかじめ確認しておくことも大切です。
お風呂はリフレッシュの場という役割があり、そのためにデザインや機能が年々進化しています。では、お風呂リフォームの最新のトレンドはどのようなものがあるのでしょうか?次に、お風呂リフォームの最新トレンドをご紹介します。
近年お風呂リフォームで人気なのが、「浴室空調機」の設置です。浴室空調機は、比較的最近に建てられたマンションや戸建てには設置されていることがありますが、築年数が経っている古い家にはあまり設置されていません。古い家には高齢者が住んでいることが多いため、浴室空調機の設置が必要とされています。冬のお風呂場は寒く、温かい室内との気温差が生まれて心臓に負担となり、ヒートショックが発生する可能性があります。特に高齢者はヒートショックが起こる可能性があります。そのため、浴室空調機を設置して、お風呂場との気温差がなくなれば安心して入浴できるでしょう。また、浴室空調機の他に、さまざまな機能を設置することも増えています。音声で操作するシャワーや、リラクゼーションを目的としたムードライトや音楽再生機能などがあります。
最近のお風呂リフォームは、環境に配慮した作りにすることもトレンドです。お風呂リフォームでは、再生可能資源から作られた素材を使ったり、節水や節電型の設備を取り入れたりする方が多くいます。また、お風呂が長持ちするデザインや、不具合が起きても修理しやすい構造も人気です。
最新トレンドには、ラグジュアリーな空間にリフォームすることも挙げられます。例えば、ガラス張りや円形バスタブにすることで、高級感を演出して、リラックス効果も高めます。また、健康や美容といったセルフケアにも関心が集まっています。お風呂をサウナ機能付きにしたり、アロマテラピーを取り入れたりすることで、自宅にいながらスパのような雰囲気を楽しめるでしょう。
木や石などの自然素材を取り入れたお風呂もトレンドの1つです。自然素材のメリットは、温もりや高級感が感じられて、リラックス効果を得られることです。例えば、ヒノキ風呂にリフォームすれば、ヒノキの香りや肌触りに癒やされるでしょう。また、ウッドデッキ風の床材や天然石の洗面器も人気があります。
「せっかくリフォームするならおしゃれなお風呂に変えたい」と思う方は多いでしょう。お風呂は一部を変えるだけでもおしゃれな雰囲気になります。以下で、おしゃれなお風呂にするコツを解説します。
お風呂リフォームでは、壁材を変えると全体の雰囲気も変えられるのでおすすめです。木目調だとナチュラルな落ち着いた雰囲気になったり、石のような壁材だと高級感を出せたりします。ユニットバスの壁はシンプルすぎると思う方もいますが、近年は幅広いカラーやデザインを選べるようになっています。
タイルは豊富なカラーがあるため、うまく取り入れると好みの雰囲気になるでしょう。例えば、海外のようなお風呂にしたい場合、アメリカの地下鉄でも使われている「サブウェイタイル」などが人気です。また、水まわりに合うタイル材もあるため、おしゃれさとともに、掃除のしやすさも含めて考えると良いでしょう。
近年、浴槽は卵型やワイド型、コーナー型などのさまざまなタイプが登場しているため、浴室の雰囲気に合った浴槽の形にすればさらにおしゃれなお風呂にできます。また、足を伸ばして浴槽に入りたい場合はワイド型に、介護が必要な方などは浴槽の縁が薄くて掴みやすいアーチ型にするなど、機能面も考慮して選ぶこともできます。
浴槽の素材には、FRPや人工大理石、ホーローなどがあり、カラーとバリエーションもさまざまあるので、理想の雰囲気に合った素材を選びましょう。例えば、浴槽の素材を人工大理石にすると洋風でラグジュアリーな雰囲気になります。
天井の照明には、穏やかな光で照らすライン形状のタイプや、いくつかの小さい照明を配置するダウンライトタイプなどがあり、おしゃれになると人気です。照明に調光や調色の機能が備わっていれば、さらにさまざまな雰囲気の光を楽しめるので、リラックス度も変わります。
お風呂をガラス張りにすると、開放感のある空間になります。全体ではなくても、浴室の扉など一部をガラス張りにすると、脱衣所や洗面所と一体感が出て広くなったように感じられるでしょう。ガラス張りは落ち着かないという方は、擦りガラスでも光が十分に入ってくるので、明るい空間にできます。また、お風呂が庭に面していれば、庭側の窓をガラス張りに変えるだけで露天風呂の気分を味わえます。
小原建具店では、お風呂リフォームをご依頼のお客様からご感想をいただいています。下記でその一部をご紹介するので、実際にご利用いただいた方の感想を参考にしたいという方はぜひご覧ください。
松江市田中様
壁のカビや浴室扉の故障が気になっていたため、お風呂リフォームをお願いしました。お風呂リフォームは初めてでどのようにすればいいのか分かりませんでしたが、こちらの希望を丁寧に聞いていただき、分かりやすく工事の説明をしてくれたので、安心して進めることができました。毎日の掃除が楽になったらいいなと思っていたので、壁や床などに汚れが落としやすい素材を提案していただき、大変感謝しています。お風呂場が明るくてきれいになったので、毎日の入浴時間が楽しくなりました。担当の方や職人の方には最後まで親切に対応していただきました。本当に、ありがとうございます。
対応項目:お風呂 リフォーム
松江市佐藤様
築年数が大分経過していたため、お風呂場も老朽化していました。また、お風呂場の寒さも身体に良くないと思っていたので、お風呂リフォームを決めました。打ち合わせで悩みを伝えたところ、寒さ対策をするために、ユニットバスや断熱性のある床を取り入れることになりました。また、浴室には換気暖房乾燥機を、脱衣室には洗面暖房機を設置してくれたので、万全な寒さ対策が叶って、大変満足しています。担当の方には、打ち合わせから工事までこちらの希望に寄り添ったアドバイスをしてくださり、とても感謝しています。家の中は他にも老朽化しているところがあるため、またリフォームをお願いしようと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
対応項目:お風呂 リフォーム
松江市山田様
元々のお風呂には保温機能がなくてお湯がすぐに冷めてしまい、特に冬場は困っていたため、お風呂リフォームをお願いしました。また、リフォームするならもっとおしゃれなお風呂にしたかったので、打ち合わせでは保温機能の他にも高級感のあるデザインに変えたいと伝えました。浴槽はホーローにして、保温性を高めたのでお湯の温かさが続くようになりました。照明はダウンライトにして、おしゃれでスッキリとした印象になり、とても気に入っています。自宅の雰囲気と合うような色やデザインにしてもらったので、統一感のある仕上がりになりました。リフォームに関しては詳しくなかったため、最初は不安な気持ちがありましたが、担当の方や職人の方に親切で丁寧な対応をしてもらえたので、安心できました。本当にありがとうございます。また他の場所をリフォームする時には、ぜひ小原建具店さんにお願いしたいので、よろしくお願いします。
対応項目:お風呂 リフォーム